2014年9月4日木曜日

「ぴりりの森」


「ぴりりの森」


ぴりりは 一人ぼっち

昼間は いつもマンションでお留守番

パパとママは お休みの時にしか遊んでくれません

ぴりりは、そんなときリビングでずっと過ごします

だって そこには大好きな 「森」があるからです

きらきら光る カーテンの森

小鳥のさえずりすら そこから聞こえてくるような気がします


「ああ そこに 行きたいなあ」


ある日のことです

ぴりりが お昼寝をしていると 遠くから声が聞こえました


「ぴりり… 」

「ぴりりや… 」


ぴりりは 目を開けました

どこから聞こえるのかなあ


「ぴりり」


森のカーテンが ゆれゆれ さやめきます


がさがさ


もりが動きます


にゅっ


森のきらめく葉っぱを さやめかして 一匹の 猫が現れました




続く